リトアニア外相、キーウでポロシェンコ大統領とゼレンシキー氏とそれぞれ会談
ポロシェンコ大統領とリンケヴィチュス外相は、ウクライナ東部被占領地住民への国籍付与簡素化のプーチン露大統領令を非難した。25日、ウクライナ大統領府が公表した。
発表には、「両者は、ロシア連邦大統領による、ロシアが一時的に占領するドネツィク・ルハンシク両州に居住するウクライナ国民への露国籍付与手続きの簡略化決定を非難した。両者は、同決定は意図的かつ違法なクレムリンの行動であり、ミンスク諸合意に直接反し、ドンバスの和平プロセスを破綻させるものであると強調した」と書かれている。
ポロシェンコ大統領は、国際社会が今回のロシアの行為に対応すべきだとの確信を表明し、欧州連合(EU)に対して、6月のレビューの際に対露制裁を強化するよう呼びかけた。
また、大統領は、リトアニアの一貫したウクライナの主権・領土一体性に対する支持、ロシアの侵略政策への対抗の立場に感謝を伝えた。
また、リンケヴィチュス外相は、キーウ(キエフ)市内で大統領選に勝利したゼレンシキー氏とも会談した。25日、同外相が自身のツイッター・アカウントで伝えた。
リンケヴィチュス外相は、「キーウで、ウクライナ大統領に選出されたヴォロディーミル・ゼレンシキー氏と非常に良い会談を行った。私は、大統領選での圧倒的勝利を祝い、ウクライナの主権、領土一体性、改革進展、欧州・欧州大西洋統合へのリトアニアの恒常的かつ不変の支持を再確認した」と伝えた。
リンケヴィチュス外相は、ゼレンシキー氏とのツーショット写真をツイッター上に掲載した。
Held v.good mtng w #Ukraine’s President-elect V. Zelensky in Kyiv: congratulated on his landsliding victory in Presidential elections, reaffirmed #Lithuania's continuous steadfast support to Ukraine's sovereignty, territorial integrity, reforms, European&Euro-Atlantic integration pic.twitter.com/zgIm9l3OyM
— Linas Linkevicius (@LinkeviciusL) 25 квітня 2019 р.
なお、リンケヴィチュス外相は、4月25、26日とウクライナを実務訪問している。