ウクライナ外務省、プーチン露大統領のクリミア渡航に抗議
ウクルインフォルム
ウクライナ外務省は、プーチン露大統領がウクライナの同意を得ずにクリミアに渡航したことにつき、断固とした抗議を表明した。
18日、ウクライナ外務省が声明を発出した。
声明には、「ウクライナは、ウクライナ側の事前同意を得ずに一時的被占領下クリミア自治共和国・セヴァストーポリ市(ウクライナ)への渡航が今回行われたことは、これまでのロシア高官による渡航同様、ロシアによるウクライナの主権・領土一体性への著しい侵害行為であり、ロシアによる国際法の一般原則と規範への冷笑的かつ示威的な無視であるとみなしている」と書かれている。
また、外務省は、ロシア政権高官のクリミアへの如何なる渡航も、文明世界全体が承認している、ウクライナ憲法に記載されたクリミア自治共和国・セヴァストーポリの地位を変えることにはならないと指摘した。
声明には、今回のプーチン露大統領のクリミア自治共和国・セヴァストーポリ渡航に関して、ロシア外務省に抗議の口上書が送付されたことが報告されている。