アメリカ代表、国連にて、ロシアに対する制裁の維持を明言

アメリカ代表、国連にて、ロシアに対する制裁の維持を明言

ウクルインフォルム
アメリカ合衆国は、ロシアがミンスク諸合意を履行し、クリミア半島の占領が終わるまで制裁を継続すると明言した。

20日、国連総会において、ジョナサン・コーエン米国国連常駐代表代行が演説の際に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

コーエン米国常駐代表代行は、「アメリカ合衆国は、外交、制裁、ウクライナの防衛分野支援を含む、複数方策の実施を続けていく」と発言した。

同常駐代表代行は、アメリカはロシアによるクリミアの併合を認めていないし、今後も決して認めないと強調し、「(ウクライナ東部)ドンバス関連の制裁は、ロシアがミンスク諸合意を完全に履行するまで継続する。クリミア関連の制裁は、ロシアがクリミアにおけるウクライナの管理を回復させるまで継続していく」と明言した。

同代行は、クリミアで国際監視団が活動することが重要であるとし、「ロシアは、国際人権監視団と人権問題NGOのクリミアへの障害なきアクセスを認めなければならない。(クリミアの)住民への暴力も差別もやめなければならない」と強調した。

また、同代行は、最近のケルチ海峡でのロシアによる情勢激化に注意を向け、ロシアに対してウクライナのだ捕された船舶と拘束されている乗員の速やかな解放を要求するとともに、アゾフ海への航行の自由の妨害を止めるよう要求した。

さらに、同代行は、ロシアに対して、「ロシアが不当に拘束する、オレフ・センツォフ、オレクサンドル・コリチェンコ、ヴォロディーミル・バールフ、ルスラン・ゼイトゥライェフといったウクライナ人、70名以上を速やかに解放」するよう呼びかけた。

同代行は、ウクライナに関して、ロシアの侵略を受ける中、「アメリカは、ウクライナとともにある」とし、「私たちは、ウクライナが安定し、繁栄し、民主的で自由な国として成功することを望んでいる」と強調した。


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