在米ウクライナ大使「私たちは、米国による新たな対露制裁を待っている」

在米ウクライナ大使「私たちは、米国による新たな対露制裁を待っている」

ウクルインフォルム
チャーリー在アメリカ・ウクライナ大使は、アメリカ政権も欧州連合(EU)との連携で、ロシアによる黒海・アゾフ海での攻撃的行為に関係した新しい対露制裁パッケージを用意していると発言した。

18日、同大使がウクルインフォルムにコメントした。

大使は、「私たちは、(アメリカ政権が)複数の決定を近日中に採択することを待っている。その中には、とりわけ、ロシアのケルチ海峡沖での攻撃に関する、対露制裁の強化が含まれる」と指摘した。

同大使は、ロシアによる海上での情勢激化に対する、アメリカの対応、特に、アメリカ議会の対応は既に法のレベルで行われていると述べる。大使は、「(2月14日)アメリカ上院にて、尊厳革命(マイダン革命)と天国の戦士たちの冥福を述べる決議が採択された。同決議にて、米上院は、ウクライナ海軍艦船・船員への攻撃を非常に明確に非難した。しかし、私は、今後、欧州とアメリカによる、ロシアに対する制裁強化の共同の決定も下されると思う」と強調した。

また、同大使は、最近、アメリカがウクライナの防衛力と改革実現サポートを強化する決定が下されたことを指摘し、「アメリカ大統領が2019年度予算署名した。この予算には、ウクライナへの軍事・技術支援や、改革支援を含んでいる」と説明した。

同大使によれば、2019年、アメリカの対ウクライナ支援額は、合計7億ドル以上となるとのこと。また、そのうちの1億2500万ドルは、ウクライナが米国防省を通じた支援供与の際の条件を履行したことで、追加された支援だと説明された。

これにつき同大使は、「これは、安全保障・防衛分野をはじめとして、ウクライナが改革を行っていることをアメリカが認めていることの証明である」と指摘した。


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