国会、ドニプロペトロウシク州改名に関する憲法改正法案を憲法裁判所へ送付する決定採択

国会、ドニプロペトロウシク州改名に関する憲法改正法案を憲法裁判所へ送付する決定採択

ウクルインフォルム
7日、最高会議(国会)は、ドニプロペトロウシク州の州名を「シチェスラウ州」へと改名する憲法改正法案を憲法裁判所に送付した。

ウクライナ憲法第133条の改正(ドニプロペトロウシク州の改名)に関する法案の最高会議議題への登録と同法案の憲法裁判所への送付に関する決議が、賛成240票で採択された(過半数は226)。

同改正法案の執筆者の一人である、アンドリー・デニセンコ無所属議員は、法案紹介の際に、ドニプロペトロウシク州のシチェスラウ州への改名問題は市民社会での幅広い議論を経ており、同州行政府直轄市民評議会とドニプロ市長直轄市民会議の支持を得た案であると強調した。また、デニセンコ議員は、60以上の市民団体が最高会議議員に対して、州名をシチェスラウ州へと改正する法案第9310-1を採択するように呼びかけたことを伝えた。

また、同議員は、ウクライナ人民共和国の時代には同州はシチェスラウ州と呼ばれていたのであり、市民の支持も得られていると強調した。

同時に、議場では、シチェスラウ州への改名を支持する著名人による動画メッセージが流された。動画にて支持を表明した著名人の中には、ニシチューク文化相、オメリャン・インフラ相、ユシチェンコ3代目大統領、作家のオクサーナ・ザブージュコやセルヒー・ジャダン、音楽家のオレフ・スクリプカ、俳優のイルマ・ヴィトウシカが含まれる。

また同時に投票にかけられた、ポロシェンコ大統領が提出したドニプロペトロウシク州をドニプロ州へと改名する法案第9310には賛成が144票しか集まらず、否決された。

なお、ウクルインフォルムが報じたように、最高会議の周りでは過去数日にわたり複数の市民団体が集まり、ドニプロペトロウシク州をシチェスラウ州へと改名する憲法改正法案の採択を求める集会が続いていた。昨年11月に同法案が議題登録の投票にかけられた際には、賛成票が過半数に達していなかった。


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