ロシアは、自らのコントロールする人物を選挙に勝たせ、ウクライナを内部から破綻させたがっている:ポロシェンコ大統領

ロシアは、自らのコントロールする人物を選挙に勝たせ、ウクライナを内部から破綻させたがっている:ポロシェンコ大統領

ウクルインフォルム
ロシアは、自らのコントロールする人物を政権に入れ、ウクライナを内部から破綻させるために、選挙への影響力行使を計画している。

16日、ポロシェンコ大統領が、各国外交団・国際機関代表との会合にて発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

大統領は、「クレムリンは、ウクライナ軍が過去数年で質的に強化されたこと、更なる軍事侵攻の代償は大きくなることを理解する中で、現在彼らは主にウクライナを内部から破綻させることに賭けている。この観点から、2019年は決定的な年となる。クレムリンは、今年の選挙に向け、長い間入念な準備を重ねてきている。モスクワが計画していることは、秘密ではない。クレムリンは、今年のウクライナの大統領選挙・議会選挙に、自らのコントロールする人物を送り込もうとしていることを、特に隠してはいないのである」と指摘した。

大統領は、クレムリンの目的はウクライナの民主的発展を阻害し、欧州統合・欧州大西洋統合を止めさせ、ウクライナをロシアの影響圏に戻すことであると説明し、「これは、単なる私たち予想ではない。ウクライナの選挙に対する影響行使作戦は、すでに最大限の歩みで進行している」と指摘した。

大統領はまた、ロシアの選挙への影響行使を最小化し、公正で国際基準にのっとった選挙を実現するための条件創出のために、大統領としてすべきことはすべて行うと明言した。そして、大統領は、「そのために、私たちは、大統領選挙の監視に、権威ある国際機関と各国の選挙監視員を招待している」と強調した。


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