ロシア、欧州評議会議員総会に戻らず

ロシア、欧州評議会議員総会に戻らず

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ロシア代表団は、欧州評議会議員総会(PACE)の1月会期への参加申請を提出しないことが判明した。

16日、ロシア連邦院が関連声明を採択した。ロシアのタス通信が伝えた。

ロシア連邦声明には、「現状、ロシア連邦院構成員は、PACE2019年会期へのロシア代表団権限確認申請を送付する根拠はないとみている」と書かれている。

同声明にはまた、本件がPACEにおいてロシア代表団の権限が制限されていることと関係することが説明されている。なお、これに先立ち、国家院でも同様の声明が発出されていた。

なお、ロシア代表団のPACEにおける権限制限は、2014年にロシアがウクライナに対する侵略を開始した後に決定されたものであり、PACEでの投票権を含めロシアの種々権利が剥奪・制限されている。以降、ロシアは、欧州評議会の予算への分担金を支払っていない。

欧州評議会憲章によれば、2019年6月までにロシアが自らの分担金支払い義務を履行しない場合、同国の欧州評議会における代表権が剥奪される可能性がある。


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