ウクライナ外務省、ロシア裁判所による宇海軍軍人拘束期間延長判決につき抗議声明発出

ウクライナ外務省、ロシア裁判所による宇海軍軍人拘束期間延長判決につき抗議声明発出

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ウクライナ外務省は、ロシアのモスクワ市レフォルトヴォ裁判所が、ロシアが昨年11月に捕虜として拘束したウクライナ海軍軍人等24名の逮捕期間を延長する判決を下したことにつき、強い抗議を表明した。

16日、外務省が声明を発出した。

声明には、「裁判所のウクライナ軍人に関する判決は、国際人道法に反するものである。本日の非公開審議が示すのは、ロシアがこの茶番の違法性を完全に認識していることを証明している」、また「私たちは、ロシアで拘束される24名の捕虜が速やかかつ無条件に解放されるよう、国際社会に対して、ロシアの行為を非難するとともに、団結して圧力をかけるよう呼びかける」と書かれている。

外務省は、捕虜の待遇に関する1949年ジュネーブ条約(第三条約)によれば、これらウクライナ軍人は捕虜に該当すると強調した。

その上で、声明には、「私たちは、ロシアに対して、国際人道法にのっとり、彼らの地位に完全に応じた扱いを行い、彼らの権利を尊重するよう要求する。さらに、ロシアに対して、負傷した軍人の健康状態に関する診断報告を遅延なく提供するとともに治療を行うことを要求する」と書かれている。

また、外務省は、ウクライナ海軍軍人の応援のために法廷に訪れたパートナー国に対して感謝の意を表明した。

これまでの報道によれば、1月15日及び16日、モスクワのレフォルトヴォ裁判所は、同国治安機関が昨年11月25日にケルチ海峡近海で拘束した24名のウクライナ海軍軍人等24名の逮捕期間を3か月延長する決定を下していた。


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