米大統領元選対本部長マナフォート氏、宇富豪のアフメートフとリョーヴォチキンに世論調査データを提供か:CNN

米大統領元選対本部長マナフォート氏、宇富豪のアフメートフとリョーヴォチキンに世論調査データを提供か:CNN

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ウクルインフォルム
トランプ米大統領の元選対本部長のポール・マナフォート被告(脱税の罪などで有罪判決)は、アメリカ大統領選挙に関係する世論調査データをウクライナのオリガルヒ(大富豪)のセルヒー・リョーヴォチキンとリナト・アフメートフに提供していた可能性がある。

10日、アメリカのCNNが捜査に通じる情報筋の発言を報じた。

CNNは、「ウクライナの二人のオリガルヒ、セルヒー・リョーヴォチキンとリナト・アフメートフは、数年にわたり、マナフォート氏のウクライナでの活動に対して金を支払っていたのだが、2016年の大統領選挙期間中、マナフォート氏がコンスタンティン・キリムニク氏と共有していたアメリカの世論調査結果を、この2名も受け取っていた可能性がある」と報じた。

ロシア連邦のアメリカの選挙への介入疑惑を捜査するモラー米特別検察官は、これまでもリョーヴォチキン氏とアフメートフ氏を「マナフォートのウクライナでのロビー活動の重要で気前の良い支援者」と呼んでいた。

なお、アフメートフ氏は、ウクライナで最も裕福な人物の一人であり、ロシアと連携していたヤヌコーヴィチ前大統領の率いる地域党を資金援助していたとされる人物。リョーヴォチキン氏は、ヤヌコーヴィチ前大統領時代の大統領府長官であった人物であり、マナフォート捜査によれば同氏はマナフォート被告の政治コンサルティング活動に秘密裏に数百万ドル支払っていたとされる。

これまで、アメリカ司法省は、モラー米特別検察官に、これら親露ウクライナ人とマナフォート被告(トランプ米大統領元選対本部長)の繋がりを分析し、彼らと他のロシア選挙介入疑惑との関連の可能性を判明させるよう要請していた。

CNNは、マナフォート被告が数年にわたり、「ウクライナでの政治活動」により、数百万ドルを稼いでいたことを報じている。裁判審議の際、検察側は、アフメートフ氏とリョーヴォチキン氏からの送金はオフショア銀行口座を通じて行われていたと発表した。2015年までの支払いは、おそらく洗浄されているが、2016年8月、マナフォート氏は自らの経理担当に対する電子メールの中で、彼がウクライナでの仕事の報酬として2016年11月に240万ドルの支払われることを期待していると書いている。これにつき、マナフォート被告のスポークスマンは、9日、同氏が、リョーヴォチキン氏とアフメートフ氏を含むウクライナの政治支援者からの支払いを期待していたことを認めたが、しかし、これらの支払いはトランプ米大統領の選挙キャンペーンより前の古い負債に対する支払いだと述べた。

なお、昨年12月には、トランプ米大統領元選対本部長であるマナフォート被告がモラー米特別検察官に対し、少なくとも5つの重要局面で嘘をついていたことが判明している。その中には、ロシアの諜報活動と関係のあるロシア系ウクライナ国民コンスタンティン・キリムニク氏との繋がりの隠ぺいも含まれる。

また、8日には、マナフォート被告(脱税の罪などで有罪判決)の弁護士チームは、ロシアの諜報員をしていたコンスタンチン(コスチャンティン)・キリムニクと面会し、ウクライナの「和平計画」について議論していたことを確認できる文書を「偶然」拡散したことが報じられていた。

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