大統領選世論調査(SOCIS):ティモシェンコ祖国党党首とポロシェンコ大統領が支持率1、2位を争う

大統領選世論調査(SOCIS):ティモシェンコ祖国党党首とポロシェンコ大統領が支持率1、2位を争う

ウクルインフォルム
世論調査実施センター「SOCIS」の大統領選挙を想定した世論調査の結果によれば、もし次の日曜日に大統領選挙が行われたら、ティモシェンコ祖国党党首とポロシェンコ大統領が決戦投票に進む可能性があることが判明した。

世論調査実施センター「SOCIS」が、2018年12月8~18日に実施した世論調査結果を発表した。

同センターの調査結果では、大統領選挙で投票するつもりがある人のうち、14.4%がティモシェンコ祖国党党首に投票すると回答。次に、10.8%がポロシェンコ大統領と回答した。

3番目には、テレビ局「1+1」のコメディアン、ヴォロディーミル・ゼレンシキー氏で、9.4%。4番目と5番目には、アナトリー・フリツェンコ国民の立場党党首(7.2%)、オレフ・リャシュコ急進党党首(7.1%)が続いた。

発表された結果(投票する意思のない人を除いた結果)は以下のとおり(数字は、%)。

ユリヤ・ティモシェンコ(祖国党党首)      14.4

ペトロ・ポロシェンコ(大統領)         10.8

ヴォロディーミル・ゼレンシキー(コメディアン)  9.4

アナトリー・フリツェンコ(国民の立場党党首)   7.2

オレフ・リャシュコ(急進党党首)         7.1

ユーリー・ボイコ(「野党・生活」推薦)      6.0

オレクサンドル・シェウチェンコ          4.1

イェウヘン・ムライェウ              2.5

オレクサンドル・ヴィルクル(野党ブロック党)   1.1

また、同世論調査によれば、投票するつもりがあると答えた回答者は、76.7%であった。

加えて、「あなたが投票しようと思っている政治家とは別に、あなたが予想する、選挙に勝つと思う候補者は?」との問いには、23.5%がティモシェンコ祖国党党首と答え、続けて、20.8%がポロシェンコ大統領、4.9%がゼレンシキー氏、2.9%がボイコ氏、2.4%がフリツェンコ国民の立場党党首と回答した。

同時に、47%の回答者が、ロシアの大統領選挙介入の大きな脅威があると考えていると答え、30%がそのような脅威はない、23%が無回答であった。

大統領選挙の投票時に重視する問題としては、56.7%の回答者が経済問題と答え、28.2%が安全保障問題と回答した。

今回の世論調査は、ウクライナ全土の有権者(18歳以上)2000名に対して対面式で実施されたもの。

なお、28日に「民主イニシアティブ」が発表した世論調査結果では、ティモシェンコ祖国党党首の支持は16.1%、ポロシェンコ大統領は13.8%、ゼレンシキー氏は8.8%であった。


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