ウクライナ・モルドバ・ジョージア、ハイブリッド脅威への対抗で協力に合意
ウクルインフォルム
ウクライナのパルビー最高会議(国会)議長、モルドバのカンドゥ議長、ジョージアのカバヒゼ議長は、ハイブリッド脅威への対抗を目的に協力することをうたった共同宣言に署名した。
26日、モルドバ議会広報室にて発表された。発表によると、同宣言の署名を主導したのは、モルドバであるとのこと。ウクルインフォルムのモルドバ特派員が伝えた。
共同宣言には、「モルドバ、ウクライナ、ジョージアの議会は、各国国内法にのっとりつつ、現存のハイブリッド脅威の情報を収集、分析、拡散する特別センターを創設することを義務付けられる。さらに、3国の議会は、ハイブリッド脅威対抗を目的とする欧州センターやその他の欧州機関に(参加者かオブザーバーの形で)参加する願望があることを表明する」と書かれている。
また、同宣言には、ハイブリッド脅威は民主主義の根源的基本を破綻させることを目的としており、エネルギー、防衛、輸送、食糧安全保障や財政システムに対する脅威の源泉であることが強調されている。
本年11月25日のケルチ海峡におけるロシアからウクライナへの攻撃行為の後、ハイブリッド・キャンペーンが展開されたことにも注意が向けられた。
また、3国の議長は、ハイブリッド脅威との闘いと、地域の安全保障のために欧州連合(EU)やアメリカの支持が得られることを期待すると表明した。