2018年、ウクライナ国民の旅行先として選ばれた国は…?
ウクルインフォルム
国境警備庁は、本年の出国に関する暫定情報を発表した。
国境警備庁のウェブサイトでの発表によると、2018年ウクライナ国民の渡航先に選ばれた上位5か国は、ポーランド、ハンガリー、モルドバ、ルーマニア、ベラルーシであるとのこと。
発表には、「統計が示すのは、2018年は、前年同様、最も渡航が多かった国は、ポーランド、ハンガリー、モルドバ、ルーマニア、ベラルーシ、スロバキア、エジプト(35万増加)、トルコであった」と書かれている。
同時に、渡航者の割合が前年より増加した国として、ドイツ、イタリア、スペイン、ギリシャ、デンマーク、オーストリア、キプロス、ラトビア、ブルガリア、チェコ、エストニア、スイスとなった。アメリカとイスラエルへの渡航者数は、前年とほぼ同様であったとのこと。
なお、ペトロ・ツィヒカル国境警備庁長官は、海外旅行へ行くウクライナ国民は、前年に比べて約6%増加したと発言しており、「特に、スロバキア(22%増)、ルーマニア(17%増)との国境を通じた渡航が増えた。また、飛行機を使った渡航も増えており、約107万人となり、これは前年比で29%増加している」と発表されている。
また、同発表には、EU諸国への査証が必要なくなり、国境での出入国手続きが簡素化されたことから、ウクライナ国民が外国へ行くことが容易になったと指摘されている。
写真:国境警備庁ウェブサイト