コメディアンのゼレンシキー氏、所属政党の政界進出を発表
ウクルインフォルム
コメディアンのヴォロディーミル・ゼレンシキー氏は、自らが属する「人民奉仕党」が政界に進出すると発言した。
25日、ゼレンシキー氏がミコライウのメディア「ニクヴェスチ」の記者に対して発言した。
記者がゼレンシキー氏の政界進出の是非を問うと、同氏は「『人民奉仕党』は(政界へ)進出する。ヴォロディーミル・ゼレンシキーとは、『人民奉仕党』である」と発言した。
ゼレンシキー氏は、現時点では同党メンバーの名前を発表する準備はないとし、「現在法的・財政的問題に取り組んでいるところ」だと説明した。
また、記者が、ゼレンシキー氏同様に各世論調査で人気のある歌手のスヴャトスラウ・ヴァカルチューク氏についてコメントを求めたところ、ゼレンシキー氏は「私自身の政界進出については私は述べていない。まず、私とヴァカルチューク氏は全く似ていない。私たちには『人民奉仕党』があり、同党が政界に進出するのである」と発言した。
なお、「人民奉仕党」が政党登録されたのは、2017年12月であり、党首はテレビ局「1+1」の番組「クヴァルタル-95」に関わる法律家イヴァン・バカノウ氏となっている。
ウクライナの最高会議(国会)選挙は、2019年10月27日に予定されている。