ポロシェンコ大統領、モスクワ聖庁改名の法律に署名
ウクルインフォルム
ポロシェンコ大統領は、ウクライナ正教会モスクワ聖庁に、ロシアへ属することを示す名前の改名を義務づける法律に署名をした。
22日、大統領府広報室が発表した。
発表には、「ウクライナ国外で、法律により対ウクライナ侵略国かつ/あるいは占領国と定められている国に、その管理部のある教会組織の機構に加わる教会組織の名前に関する、『信仰の自由と宗教組織法』への改正法にポロシェンコ大統領が署名した」と書かれている。
その際、ポロシェンコ大統領は、今回の改正法が信仰の自由と全ての信仰の平等の原則を維持したものとなっており、憲法上の国民の権利を一切制限するものではないと強調した。
大統領は、「憲法上の信仰の自由な選択の権利を人々は持っている。今回の改正は、今後、どの教会に属するか、新設のウクライナ独立正教会か、ロシア正教会との繋がりを維持し、依存する教会か、を決めようと考えている人にとって、その自由な選択の権利のためのよりよい条件を創設するものである」と説明した。