「ヒズブ・タフリール案件」被拘束者のクリミア住民5名が露ロストフ州へ移送
ウクルインフォルム
「ヒズブ・タフリール案件」のシンフェローポリ・グループと称される5名のクリミア住民が、被占領下クリミアの拘置所から、ロシアのロストフ・ナ・ドヌー市へ移送された。
6日、弁護士の言葉を市民団体「クリミアの連帯」がフェイスブックで伝えた。
投稿には、「本日、2018年12月6日、シンフェローポリの『ヒズブ・タフリール案件』の5名は、ロストフ・ナ・ドヌー市の拘置所へ移送された」と書かれている。
弁護士達は、12月3日に、裁判が行われ、北コーカサス軍管区裁判所が、テムル・アブドゥライェフ、ウゼイル・アブドゥライェフ、エミリ・ジェマデノフ、アイデル・サレジノフ、ルステム、イスマイロフの5名の拘束機関を2019年2月27日まで延長し、ロシア国内に移送する決定を下していた。
次回の裁判は、12月14日とのこと。
なお、この5名は、2016年10月12日、クリミアのシンフェローポリ市カムヤンカ地区とストロホニウカ地区にて、クリミア・タタール人の自宅に家宅捜索が入った際に拘束され、その後「テロ活動」関与の容疑がかけられているもの。5名とも容疑を否定している。
また、現時点で、クリミアから移送されたグループは4つ目。最初の「セヴァストーポリ・グループ」は、既に偽の断罪「テロリズム」で実刑判決を受けている。