
クリミアで拘束された弁護士は、ケルチ海峡で拘束された海軍軍人の弁護をしていた:ポロゾフ弁護士
ウクルインフォルム
本日被占領下クリミアで拘束された弁護士のエミリ・クルベジノフ氏は、11月25日にケルチ海峡でロシアに拘束されたウクライナ海軍の弁護をしていた。
6日、ロシアの弁護士であり、クルベジノフ氏の同僚であるニコライ・ポロゾフ氏がフェイスブックに書き込んだ。
ポロゾフ氏は、「クルベジノフ氏が最近やっていた弁護は、捕虜となったウクライナ海軍軍人の案件である」と書き込んだ。
また、同氏は、クルベジノフ氏がクリミアやロシア国内におけるウクライナ人政治囚の弁護を行ってきた人物であることを喚起し、その上で、「クリミアの政治裁判に参加する弁護士へのロシア政権の圧力が続いている。私は、弁護士コミュニティ、市民団体、国際機関代表者に対し、弁護士の人権への著しい侵害に対して、すみやかに対応するよう呼びかける」と強調した。
これまでの情報では、6日、クルベジノフ弁護士は、シンフェローポリで過激主義対策センター職員により拘束されていた。
なお、同弁護士は、2017年1月26日にも同センター職員により一度拘束され、職場や自宅の家宅捜索も受けている。その際、同弁護士はシンフェローポリでの集会開催に関するソーシャルメディアの他者の投稿を拡散したことを理由に10日間の逮捕の判決を受けていた。