「89人と42人」マルチュークTCGウクライナ代表、ロシアに提示した被拘束者交換案について説明

「89人と42人」マルチュークTCGウクライナ代表、ロシアに提示した被拘束者交換案について説明

ウクルインフォルム
4日のミンスクにおける三者コンタクト・グループ(TCG)会合において、ウクライナ側は、ロシア側に拘束されているウクライナ・ロシア両国民の交換案を提示した。

イェウヘン・マルチュークTCGウクライナ代表が、テレビ局「プリャミー(直)」で述べた。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

マルチューク代表は、「本4日、私たちは、提案を出した。なお、この提案は、ウクライナによる正式な文書という形で、さらに数日前に提出していた。今日は私たちは、約90名が新年を家族とともに祝えるかもしれない、という点を強調した。第一に、これはウクライナ領で自由を剥奪されている23名のロシア国民についてである。私たちは、彼らを、ロシアの拘置所にいる23名のウクライナ国民と交換する用意がある。つまり、23人対23人(の交換)である」と発言した。

同代表は、続けて、「第二に、私たちは、もし相手側が同意すればという条件で、66人対19人という案を提示した。つまり、私たちは66人を引き渡し、ウクライナ国民を19人取り戻す、というものである。これは全く現実的な数である。私たちは、ウクライナは、この提案の内容を12月27日までに完全に準備でき、27日以降にこの交換手続きを開始できると、複数回にわたり強調した」と述べた。

しかし、同代表によれば、ロシア側はこの提案を受け入れず、「ロシアは紛争の当事者でなく、ウクライナの提案を受け入れる根拠がない」と説明したとのこと。

マルチューク代表は、「皆にわかりやすい形で言えば、これは、ロシアが実質的に自国民を放棄した、ようなものである」とまとめた。

なお、同代表は、「ORDO/ORLO(編集注:武装集団のTCGでの通称)は、66人対19人に、基本的に反対していないのだが、しかし、より広範な対象を提示しており、全く作業のされていない、違う数字を挙げている。つまり、交換準備のないレベルの数である」と補足した。


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