ポロシェンコ大統領:露はウクライナ海兵の「裁判プロセス」により見世物を行うだろう

ポロシェンコ大統領:露はウクライナ海兵の「裁判プロセス」により見世物を行うだろう

ウクルインフォルム
ポロシェンコ大統領は、ロシアに拘束されたウクライナ海兵を解放するために、関連機関に対し全力を尽くすよう指示を出した。同時に、大統領は、ロシアが「裁判プロセス」により海兵を見世物にすることは確かだろうとも述べた。

27日、ポロシェンコ大統領が、ウクライナのテレビ局3社へのインタビュー時に述べた。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

大統領は、「ロシアからウクライナ兵と将校を解放すべく、闘いを続けるのは言うまでもない。(ロシアが)国境侵犯の罪があるなどと言って、見世物を行うことを、私は確信している。それはウクライナの国境である。なぜなら、世界中がクリミアはウクライナ領だと認めているからであり、領海はウクライナの領海である。(ロシアの主張は)全くの茶番なのである」と発言した。

大統領は、特殊機関、デニーソヴァ人権問題最高会議全権、各国大使館代表に、これら海兵帰還を実現するための作業の指示が出されていると述べた。

11月25日、ロシア連邦の国境警備船が、オデーサからマリウポリへ向かっていたウクライナの艦船3隻に対し激突や砲撃などの攻撃的行為をとった。その後、ロシア特殊任務部隊がこの3隻(ベルジャンシク、ニコポリ、ヤニ・カプ)をだ捕した。ウクライナ海軍の情報では、この3隻には24名のウクライナ軍人が乗っているとのこと。

26日、最高会議は、ウクライナ国内10州、30日間限定で戒厳令を発動させる法案第9338号「大統領令『ウクライナ戒厳令発令』の確定」を採択した


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