ポロシェンコ大統領、メルケル独首相と欧州理事会会合に向けた行動を調整
ウクルインフォルム
ポロシェンコ大統領は、メルケル・ドイツ首相との電話会談の際、12月に開催される欧州理事会会合の準備についての行動を調整した。
26日、大統領府広報室が発表した。
発表には、両者が12月にブリュッセルで開催される欧州理事会会合に向けた準備に関し、行動を調整し、また、情勢解決に向けたウクライナ・ドイツ間協議を継続することに合意したとある。
また、ポロシェンコ大統領は、メルケル首相に対し、ケルチ海峡近海におけるロシアのウクライナに対する攻撃行為と、ウクライナ側の戒厳令発令を含めた対応行為について報告したとのこと。会談の際、ポロシェンコ大統領は、ロシアの行為は看過できないとし、国際社会に対して、ウクライナの船舶と船員解放に向け、ロシアへの圧力を強化するよう呼びかけたと発表された。
一方で、メルケル首相は、ロシアの武器を使用による情勢激化への懸念を表明し、沈静化のためにあらゆることを行うと伝えたとのこと。