NATO、被占領地下ドンバス地方の偽選挙を承認しないと発表
ウクルインフォルム
北大西洋条約機構(NATO)は、11月11日にドンバス地方の被占領地で行われているいわゆる選挙を承認しない。
11日、NATO報道官の声明が公開された。
声明には、「NATOは、自称・不承認の『ルハンシク・ドネツィク両人民共和国』において行われるいわゆる『選挙』を認めない。この『選挙』は、ミンスク諸合意の文言と精神に反するものであり、平和的紛争解決の努力を破綻させるものである」と書かれている。
また、NATOは、ウクライナの主権と国際的に認められた国境での領土一体性を支持していることを強調した上で、「私たちは、ロシア連邦に対し、自国軍を撤退させ、ウクライナのドネツィク・ルハンシク両州の武装集団へのいかなる支持も止めるよう要求し続ける」と主張した。
同時に、NATOは、全ての関係者にミンスク諸合意を完全に履行するように呼びかけ、ノルマンディ・フォーマットと三者コンタクト・グループの努力への支持を表明した。