ロシア、調査サイト・べリングキャットの発表へのコメントを拒否

ロシア、調査サイト・べリングキャットの発表へのコメントを拒否

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ロシア政権は、英国でのスクリパリ親子毒殺未遂事件の容疑者となっているアレクサンドル・ペトロフなる人物が、同国の軍情報機関の軍医アレクサンドル・ミシュキンであると特定したべリングキャットとThe Insiderによる調査報道の結果に対して、コメントしないとのこと。

ドミトリー・ペスコフ・ロシア大統領報道官が発言した。9日、ロシアのRBK通信が報じた。

ペスコフ報道官は、「先週話したように、私たちは、マスメディアや民間分析機関の議論には加わらない。この立場を維持していく」と述べた。

これまでの報道があったように、10月8日、調査サイト・べリングキャットとThe Insiderは、英国南部ソールズベリーにおけるロシアの元スパイであるセルゲイ・スクリパリとその娘ユリヤ・スクリパリへの毒殺未遂事件の容疑者として英治安機関が名前を挙げた、ロシア国民アレクサンドル・ペトロフの本名を特定したと発表した。両調査サイトによれば、ペトロフ氏の本名は、ミシュキン・アレクサンドル・エフゲニェヴィチといい、露軍参謀本部総局(通称GRU)の軍医であり、ロシア北西部のアルハンゲリスク州ロイガ村生まれの人物であるとのこと。なお、9日には、両サイトは本件につきさらに詳細な発表を公開しており、それによれば、ミシュキン(ペトロフ)氏ももう一人の容疑者であるチェピーガ(ボシロフ)氏同様に2014年に「ロシアの英雄」の称号を得ているとのこと。

これに先立ち、検証サイトのベリングキャットとThe Insiderは、9月26日、容疑者のうちの1人「ルスラン・ボシロフ」を名乗る人物の本名がアナトリー・チェピーガであることを特定したと発表。彼らの発表では、チェピーガ氏は、ロシアGRUの大佐であり、「ロシアの英雄」の称号を有しているとのことであった。

写真:RT放送一場面


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