ハルキウ州空軍航空機墜落 医師が生存者の容態を報告
ウクルインフォルム
25日のハルキウ州での空軍輸送機墜落事故からの唯一の生存者である士官候補生ヴヤチェスラウ・ゾロチェウシキー氏の容態は、中度の負傷と診断されている。
27日、北部軍医療センターのユーリー・クラプチューク医療班中佐の発言を国防省傘下のアルミヤインフォルム通信が報じた。
報道には、「9月25日の航空機墜落にて唯一生存した士官候補生ヴヤチェスラウ・ゾロチェウシキー氏の容態は、現時点で中度の負傷で、快方傾向にあると評価されている」と書かれている。
同中佐は、ゾロチェウシキー氏は、医師や親族と話をするほど良い精神状態にあり、大学の友人も近々彼を見舞いに訪れることが可能となるだろうと発言した。
これに先立ち、25日、ハルキウ州チュフイウ市近くにて、ウクライナ空軍の輸送機An-26が墜落。27名(将校7名、ハルキウ国立空軍大学士官候補生20名)中25名が現場で、1名が病院で亡くなっていた。
写真:アルミヤインフォルム