国際選挙監視団、ウクライナ大統領選挙の暫定評価を発表
ウクルインフォルム
国際選挙監視団は、4月21日のウクライナ大統領選挙決選投票はよく組織されており、小規模な違反が確認されたが、それは結果に影響を与えるものではないと発表した。
22日、ゲオルグ・ツェレテリ欧州安全保障協力機構(OSCE)民主制度・人権事務所(ODIHR)短期選挙監視団団長兼特別コーディネーターが記者会見時に暫定評価を発表した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
ツェレテリ団長は、「2019年ウクライナ大統領選挙は、競争があり、基本的自由への尊重をともなって実施された。政権の秩序だった譲渡により、民主的機構の強化とその説明能力にとっての可能性が生まれるであろう」と発言した。
同時に、ツェレテリ団長は、今回の選挙運動は一般の利益を代表する複数の問題が議論されていなかったと指摘した。
そして、同団長は、「決選投票は、よく組織されていたが、しかし、いくつかの注意点、時間の制限、法的な欠陥があった。また、私たちは、概して、投票日を肯定的に評価している。集計と投票結果確定作業は、第一回投票よりもはるかに良好に行われている」と発言した。
4月21日、ウクライナでは大統領選挙の決選投票が行われた。中央選挙管理員会が発表した集計99.03%時点の結果では、ヴォロディーミル・ゼレンシキー候補の得票率は、73.22%、ペトロ・ポロシェンコ候補は24.46%となっている。