本日、ウクライナ大統領選挙決選投票
ウクルインフォルム
4月21日は、ウクライナ大統領選挙の決選投票が実施される。
投票は、午前8時から午後8時まで行われる。国外投票所は、各現地時間に応じて開かれる。
投票用紙には、3月31日の第一回投票の結果で得票の多かった順の上位2名、TVタレントのヴォロディーミル・ゼレンシキー候補と現職大統領のペトロ・ポロシェンコ候補の名前が記載されている。
選挙実施のために、199の地域選挙区と1の国外選挙区が設置され、また、約3万の投票所選挙委員会が組織されている。国外選挙区は、101の投票所からなる。
また、中央選挙管理委員会の決定により、被占領下にあるクリミアではいずれの選挙区でも、ドネツィク州では21中12、ルハンシク州では11中6の選挙区で投票が実施されない。
有権者総数は、約2900万名である。
このうち、32万名以上が、一時的に投票所の変更を行なった。
国内139の市民団体が、投票日の公式監視員派遣の権利を得ている。
また、中央選挙管理委員会は、20の国際機関と21の国からの約2700名の国際監視員を登録している。
投票日の治安機関職員出動数は、13万名強が予定されている。
中央選挙管理委員会は、この決選投票の結果を、投票日から10日以内に確定し発表しなければならない。
新たに選出される大統領は、公式結果発表後30日以内に就任することになる。