ゼレンシキー候補、最高会議解散につき「私たちに有利」
ウクルインフォルム
大統領選挙決選投票に進むヴォロディーミル・ゼレンシキー候補は、現在の最高会議(国会)の解散可能性について考えるが、違法な行動はとらないと約束した。
17日、ゼレンシキー候補がRBCウクライナ通信へのインタビュー時に発言した。
ゼレンシキー候補は、「私は間に合わないかもしれないと思っている。私は法を壊すことはしないし、法を犯すこともない。私たちが議会解散権を得た時に、次の選挙(最高会議選挙)までの6か月までの期間に間に合うのなら、である」とコメントした(編集注:憲法により、最高会議は、その任期が残り6か月を切った場合、大統領による解散が禁じられている(ウクライナ憲法第90条))。
記者が確認のために、その期間に間に合うなら最高会議を解散させるという意味か、と問うと、同候補は「私たちは考えていく。しかし、わかるであろう、それは私たちに有利である」と回答した。
同時に、ゼレンシキー候補は、自身が最高会議に議員、大統領、裁判官の不可侵権剥奪の法案を提出した際に、議員が賛成しない場合は、「すべての議員が有権者と会いに行くような、呼びかけを行う」と発言した。
ウクライナ大統領選挙の決選投票は、4月21日に実施される。