公共放送局総裁、4月19日の大統領選候補者テレビ討論のあらゆる実現可能性を説明

公共放送局総裁、4月19日の大統領選候補者テレビ討論のあらゆる実現可能性を説明

ウクルインフォルム
ズラブ・アラサニヤ公共テレビ・ラジオ放送局総裁は、同局は候補者が来るか否かに関わらず、4月19日午後8時から9時の時間をテレビ討論のために用意していると説明した。

11日、同総裁が自身のフェイスブック・アカウントにて書き込んだ。

アラサニヤ総裁は、「善し悪し問わず、法律は法律である。4月19日午後8時から午後9時、公共テレビ・ラジオ放送局のスタジオにて、討論が実施される。両候補者が来ようが、片方だけになろうが、あるいはどちらも来ない場合であっても、この1時間はウクライナ法『ウクライナ大統領選挙』にのっとり、討論のために割かれている」と説明した。

続けて、同総裁は、「もし両候補者が来た場合、中央選管第742決議に指定される、各候補者が1分ずつ交代で発言するという、厳しい形式での討論が行われる。もし片方しか来なかった場合、出演する候補は選挙宣伝のために1時間丸々手に入れる。これも法律が規定している」と強調した。

そして、どちらの候補者も来なかった場合として、同総裁は「この時間は、動く字幕スーパーで『すみません。大統領候補者(姓・名・父姓)は、テレビ討論の放送スタジオへは現れませんでした』との一文入りで、ドキュメンタリー映画『アムステルダム』が放送されることになる」と指摘した。

また、同総裁は、法律は、テレビ討論後20分間は候補者や政治プログラムについて伝えることを禁止しているとし、そのため、公共放送局は、テレビ討論終了から20分後の午後9時20分に、バルチューク氏とカザーリン氏が司会をする政治トークショー番組「カウントダウン」を放送し、そこには多くの専門家やジャーナリストも参加し、大統領選挙候補者がスタジオに残っていたら、彼らとの議論を予定しているとし、そのトークショー中であれば、国立スタジアムからでも、成層圏からのパラシュートによる落下中であっても、テレビ中継は可能である、と伝えた。

これまでの報道では、ポロシェンコ候補は4月14日に国立スタジアム「オリンピーシキー」で、4月19日に公共放送局スタジオでの討論実施を、ゼレンシキー候補は4月19日に国立スタジアム「オリンピーシキー」での討論実施を主張している。ポロシェンコ候補は、4月19日の公共放送局での討論実施は法により定められていると主張している。

中央選挙管理委員会と公共放送局は、4月19日午後8時から国家予算の拠出によるテレビ討論を実施し、その討論が終わった後に、別の予算での「トークショー」の形で議論を継続することが可能だと考えている。


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