ゼレンシキー候補本部、出口調査の結果を歓迎、ティモシェンコ候補との協力協議は否定
ウクルインフォルム
ヴォロディーミル・ゼレンシキー候補の選対本部は、全国出口調査の結果を祝っている。
ウクルインフォルムの記者が伝えた。
同本部は、出口調査の結果でゼレンシキー候補が1位となったことを指摘。ゼレンシキー候補本人は、国民に感謝を述べた。
また、ゼレンシキー候補は、ティモシェンコ候補との協力の可能性について、「誰かが話していたが、私たちが誰かと合意し、合同するとかいうフェイクが流れているらしい。私たちは、誰とも合意しようとしていない。私たちは若く、自らの将来、私たちの国の将来に過去のものは見たくない」と発言した。
同時に、ティモシェンコ候補(祖国党党首)は、本件に関して、ゼレンシキー候補との協議は、票の集計が終わるまで行うことはないと発言した。
本件は、これに先立ち、ムスタファ・ナイイェム最高会議議員が、31日、彼が得た情報によれば、ティモシェンコ候補とゼレンシキー候補の両本部が、大統領選挙の決選投票に向けた協力に関する協議を行っていると発表していたことに関係する。同議員は、「一案では、祖国党党首がゼレンシキー候補へ支持し、その代わりに最高会議の与党形成に関する覚書に署名するというものである」と発言していた。