ウクライナ、シリアに小麦粉を3850トン追加供与
ウクルインフォルム
ウクライナのシビハ外相は13日、同国は人道支援プロジェクト「ウクライナからの小麦」の一環でシリアに対して3850トンの小麦粉を追加で供与したと報告した。
シビハ外相がXアカウントで伝えた。
シビハ氏は、「ウクライナは、ゼレンシキー宇大統領の『ウクライナからの小麦』の一環で、シリアへと小麦粉を追加で3850トン供与した。12月の500トンと合わせて、半年間で6万人のシリア国民にこれが提供される」と伝えた。
その上で同氏は、「私たちは、シリアの人々と中東の食料安全保障のサポートを続けていく」と書き込んだ。
これに先立ち、昨年12月ウクライナのゼレンシキー大統領は、同国は国連世界食糧計画(WFP)と協力して人道プログラム「ウクライナからの小麦」の一環で、シリアに対してウクライナ産小麦粉を500トン発送したと発表していた。
また、日本は、2022年11月、ソマリアの深刻な食料危機に対する支援として、ウクライナ産小麦のソマリアへの輸出を通じた総額1400万ドルの支援の実施を決定したと発表していた。
写真:農業政策省