エチオピアにウクライナ発の小麦を積んだ船が到着
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ウクルインフォルム
3日、ウクライナの人道イニシアティブ「ウクライナからの穀物」の一環で、2万5000トンの小麦を積んでウクライナを出港していた貨物船がエチオピアに到着した。
ウクライナ大統領府広報室が伝えた。
また大統領府は、来週には3万トンの小麦を積んだ2隻目の船がエチオピアに向けて出発するとし、同船は現在オデーサ州チョルノモルシクにて荷積みが行われているところだと伝えた。
加えて、3隻目は、2万5000トンの小麦を乗せてソマリアへ向かうとあり、同船はオデーサ港で現在荷積みが行われているという。
発表には、人道イニシアティブ「ウクライナからの穀物」の一環で、ウクライナは、60隻以上の貨物船でエチオピア、スーダン、南スーダン、ソマリア、コンゴ、ケニア、イエメンなどの国へ穀物を届ける予定だとあり、また30以上の国・機関がこのウクライナのイニシアティブを支援していることが喚起されている。同イニシアティブの実現には、1億8000万ドル以上の資金が集まっているという。
これに先立ち、ゼレンシキー宇大統領が11月26日、アフリカやアジアの国々に食料援助を行うイニシアティブ「ウクライナからの穀物」を発表していた。
写真:イェルマーク宇大統領府長官