宇米独3国エネルギー大臣、ノルド・ストリーム2の脅威を協議

宇米独3国エネルギー大臣、ノルド・ストリーム2の脅威を協議

ウクルインフォルム
23日、キーウ(キエフ)にて、ウクライナ、ドイツ、米国のエネルギー相が会談し、独露間新ガスパイプライン「ノルド・ストリーム2」の実現の脅威とウクライナのエネルギー分野改革について協議した。

ヘルマン・ハルシチェンコ・ウクライナ・エネルギー相がクリミア・プラットフォーム会場での記者会見時に発言した。

ハルシチェンコ・エネルギー相は、「私たちは、ノルド・ストリーム2プロジェクトの実現にて私が見ている脅威について協議した。私たちは、低炭素社会と私たちが実現を予定している最新技術の観点からのウクライナのエネルギー分野改革に関する問題を協議した」と発言した。

ハルシチェンコ氏は、ノルド・ストリーム2がもたらすリスクについて協議する際、ウクライナ側は、ロシアにガスを武器として使わせてはならないという立場から主張を行ったと指摘した。

その上で同氏は、「私たちは、ガス供給の安全を確保することの重要性、輸送確保の可能性、ウクライナにとって輸送能力維持の保証確保のための行動について詳細に協議した」と発言した。

また同氏は、3者はEU第3エネルギーパッケージの適用、露ガスプロム社の市場独占排除、ウクライナがガス輸送を維持するための行動についても協議したと伝えた。

「ノルド・ストリーム2」とは、ロシアのガスプロム社が天然ガスを、ウクライナを迂回するルートで欧州に供給する独露間で建設中のガスパイプライン。

7月21日、米国とドイツは、独露間海底ガスパイプライン「ノルド・ストリーム2」に関する合意を発表した。同合意によれば、ロシアが同パイプラインをウクライナに対して武器として利用した場合には、ドイツが一国で対応する他、欧州連合(EU)に対して制裁を含めた効果的方策を採るよう要請することになる。同合意は、米国が同ガスパイプラインの完工を容認するものであるとして、米国内外にて批判が出ている。

とりわけ、同合意につき、ウクライナとポーランドは、独露間ガスパイプライン「ノルド・ストリーム2」はウクライナや中欧全体に対する政治、軍事、エネルギー面の脅威を生み出すものであり、21日に発表された米国とドイツによるロシアのガスパイプライン「ノルド・ストリーム2」に関する合意はそれを止める試みを拒否するものだとして批判している。

EU第3エネルギーパッケージとは、EUエネルギー・ガス市場に関連する指令・決定のパッケージ。同パッケージは、2009年に欧州議会が採択している。その目的は、エネルギー・ガス市場の自由化と消費者権利の強化にある。とりわけ、同パッケージは、輸送ネットワークとエネルギー生産と消費者への販売の集中を認めていない。


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