ゼレンシキー大統領、シェフチョヴィチ欧州委員会副委員長とエネルギー安全保障を協議

ゼレンシキー大統領、シェフチョヴィチ欧州委員会副委員長とエネルギー安全保障を協議

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ヴォロディーミル・ゼレンシキー大統領は13日、マロシュ・シェフチョヴィチ欧州委員会副委員長(機関間関係・先見性担当)と会談し、原材料分野のEUとの戦略的パートナーシップとエネルギー安全保障問題につき協議を行なった。

大統領府広報室が伝えた

発表によれば、ゼレンシキー大統領は、ウクライナ・欧州連合(EU)間の原材料分野における戦略敵パートナーシップ関連相互理解覚書の署名を歓迎した。

大統領は、「私は、それにより原材料利用の効率が高まり、ウクライナの最新の化学製品への追加的投資を誘致し、採掘・製造の付加価値向上のための新たな能力を発展できると確信している」と発言した。

シェフチョヴィチ氏は、原材料分野の戦略的パートナーシップは、ウクライナEU関係の発展の上で重要な段階であるとし、その理由として、ウクライナの重要原材料分野が大きな潜在力を持っていることを挙げた。双方は、その点で、ウクライナの採掘分野の民営化に欧州の企業を参加させることを議論した。

シェフチョヴィチ氏はまた、農地改革や裁判改革といった重要改革の実施において、ウクライナ政権が決断力を見せていると指摘した。

両者はまた、エネルギー分野の問題を協議した。ゼレンシキー大統領は、2019年のウクライナ領経由のガス輸送合意締結に向けた三者(ウクライナ、ロシア、EU)協議における、シェフチョヴィチ氏の個人的役割を指摘し、そのおかげで、ウクライナは多くの収入を得ていると発言した。

同時に大統領は、ノルド・ストリーム2プロジェクトがウクライナと地域全体にとってのエネルギー安全保障上の脅威を生み出していると指摘した。

また両者は、2021年10月12日にキーウ(キエフ)で開催が予定されている第23回ウクライナ・EU首脳会談の準備をはじめ、ウクライナ・EU関係における喫緊の議題を協議した。

写真:大統領府


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