ゼレンシキー大統領、スミス・マイクロソフト社長と動画会談

ゼレンシキー大統領、スミス・マイクロソフト社長と動画会談

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ゼレンシキー大統領は5日、マイクロソフト社のブラッド・スミス社長兼最高法務責任者と動画会談を行った。

6日、大統領府広報室が伝えた

発表によれば、両者は、10月にマイクロソフト社とウクライナのデジタル移行省の間で締結された相互理解・協力覚書の履行の詳細と行動について協議した

大統領府は、政権とデジタル移行省の優先的目的の一つは2年半後に国家の全てのサービスをオンラインに移行し、国家の基本的プロセスを全てデジタル化することにあると指摘されており、それは汚職との闘いの重要な手段の一つなのだと書かれている。

ゼレンシキー大統領は、「私たちは、国家を確かにデジタル化する。私たちは、国家が人々にとっての本当に快適なサービスになって欲しいと本当に思っている。私たちは、最初にデジタル・パスポートを作った。デジタル運転免許証も作った。ビジネス登録の問題があり、長い行列があったが、現在は15〜30分で自分のビジネスの登録ができるようになっている。私は、これらを大きな勝利だと思っている」と発言した。

大統領は、来年の優先課題は、「ペーパーレス」(紙を使用しないこと)だと発言した他、自身の大統領任期が終わるまでには選挙もインターネットを使って行えるようにするのが「大きな夢」だと述べた。

その上で大統領は、オンライン投票プログラムをウクライナの専門家と世界的な企業の一つの専門家とが共同で開発したら、「人々はよりその技術を信頼するようになる」と指摘した。

スミス・マイクロソフト社長は、新しい技術は民主主義を守る側にあるべきだと述べ、ウクライナ政権のサービスのデジタル化の動きを肯定的に評価した。

スミス社長は、「全てウクライナ人にとって極めて有益なものだ。そして私たちにとっても非常に役に立つものである。なぜなら、そのプロセスに民間と国家のセクターが関与することで、デジタル市場が拡大するからだ。それらのステップは、私たちの目を未来に向けるもの、追加的投資へのさらなる野心を抱かせるものである」と発言した。

ゼレンシキー大統領は、マクロソフト社に更に積極的な投資を呼びかけた。

また大統領は、スミス社長に対して、クラウドサービスの運用開始の発表につき謝意を伝えた。大統領は、ウクライナは強力なデータセンターを建設するための全ての条件が整っているとし、良好な気候、環境に優しい原子力発電、関連分野の専門家の存在を指摘した。

スミス氏は、クラウド技術のウクライナにおける発展は、一般国民にも投資家や国家にも有益だと発言した。

写真:大統領府


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