多くのベラルーシIT企業がウクライナへ移転している=デジタル省
ウクルインフォルム
国外のIT専門家によるウクライナ移住を支援する「IT移転ベラルーシ」プロジェクトのおかげで、数十のベラルーシのIT企業がすでにウクライナへ移動し、活動を行なっている。
21日、ウクライナ・デジタル移行省が公表した。
オレクサンドル・ボルニャコウ・デジタル移行次官は、「IT移転ベラルーシ」プロジェクトは、一人であるいはチームでベラルーシからウクライナへ移住・移転しようと考えている人たちのために作られたものであり、同省はそのような人々をサポートする準備があると伝えた。
ボルニャコウ氏は、「ウクライナは急速にデジタル化しており、世界のITハブとなり、IT産業の発展のための快適な条件を生み出している。ウクライナは、ベラルーシの専門家が働くための機会を簡素手続きで提供する準備がある」と発言した。同氏は、ベラルーシのIT企業「パンダドック(PandaDoc)」はすでにキーウ(キエフ)にオフィスを開いているとし、サイトAIN.UAの情報によれば、ゲーム「ワールド・オブ・タンクス」で知られる「ワーゲーミング(Wargaming)」社もウクライナへ数百人の従業員を移動させたと発言した。
なお、「IT移転ベラルーシ」プロジェクトは、ゼレンシキー大統領の支持を受けて、デジタル移行省が実現しているもの。