ウクライナとドイツ、エネルギー・パートナーシップ声明に署名

ウクライナとドイツ、エネルギー・パートナーシップ声明に署名

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ウクライナとドイツは、「エネルギー・パートナーシップ開始に関する共同声明」に署名した。

26日、ベルリンにて、オリハ・ブスラヴェツ・ウクライナ・エネルギー相代行とペーター・アルトマイヤー独経済エネルギー相が署名した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

独経済エネルギー省ウェブサイトに掲載されている同声明本文には、「エネルギー・パートナーシップの基本的目的は、特に再生エネルギー源利用やエネルギー効率性の向上の枠内で、堅固なエネルギー・インフラを補完・創設することである」と書かれている。

同声明には、双方はウクライナのエネルギー分野の状況につき、エネルギー輸入の約38%が気候への影響のある化石燃料であるという緊急性を認識しているとあり、ウクライナでは発電への支出が住民と経済にとって大きな負荷となっていると指摘している。その上で、双方は、ウクライナにて再生エネルギー源利用やエネルギー効率性の著しい潜在力を利用すること、また現代的エネルギーシステムを構築することが喫緊の課題であり、その点でドイツの経験と技術的サポートが利用可能だと強調している。

アルトマイヤー独大臣は署名後、「私たちが、ドイツ・ウクライナ間のエネルギー分野の二国間協力を更に活性化できること、ウクライナのエネルギー分野の近代化を、エネルギー・パートナーシップを通じてサポートしていけることを私は大変嬉しく思う」と発言した。

同大臣は、エネルギー・パートナーシップは両国がエネルギー分野の政治的対話を行う上での重要な基盤を与えるものであり、エネルギー・気候保護分野の二国間協力の拡大を進め、協力をより効率的にするものだと指摘した。

加えて、大臣は、ドイツのウクライナとの長年続く協力につき、その基本的方向性はウクライナの住居と産業のエネルギー効率性の向上、電力近代化、再生エネルギー源拡大・統合、CO2排出削減だと説明した。

また、ブスラベツ・エネルギー相代行は、今回のベルリン訪問時にウクライナの石炭採掘地域の変貌や、水素テーマの将来の協力について協議を行なったとのこと。


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