最高会議、ギャンブル合法化法を採択
ウクルインフォルム
最高会議(国会)は14日、「賭博運営・実施活動の国家規制法」を第二読会で採択した。
最高会議議員248名が関連法案第2285-dを支持した(過半数は226)。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
同法は、賭博(ギャンブル)をライセンスなく運営することへの刑罰を定めるとともに、賭博用機器の配置ホールが設置できる施設を3つ星~5つ星のホテル内に限定する。
また、同法は、従来からある「宝くじ」にも規制を加えており、賭博一般を行えるのを21歳以上とする年齢制限が導入される。
広告面では、「簡単に資産を増やす」手段であるとして賭博を宣伝することが禁止されるなど、賭博場の宣伝内容に制限が設けられる。
同法は、侵略国(編集注:ロシア連邦)の住民が賭博ビジネスをウクライナ領で所有することを禁止する。
なお、同法は、2020年1月16日に第一読解にて採択されていた。