ゼレンシキー大統領、銀行法採択につき「財政支援へが受けられる」
ウクルインフォルム
ヴォロディーミル・ゼレンシキー大統領は、13日に最高会議が採択した通称「銀行法」につき、最高会議議員に感謝を伝え、同採択によりウクライナは何十億ドルの財政支援を受けられるものだと発言した。
ゼレンシキー大統領が国民向けビデオ・メッセージにて発言した。
大統領は、「今日、最高会議臨時会議が招集された。私は、最高会議議員一人一人に感謝する。色々な噂や断罪があり、多くの汚い行動、圧力があったにもかかわらず、あなた方は長期にわたり苦しみの種であった銀行法を採択した。あなた方の決定により、ウクライナは重要な財政支援を受けられるようになった。その支援は、数十億米ドルだ」と強調した。
これに先立ち、同日、最高会議は臨時会議にて、銀行法を第二読会にて賛成270票により採択している(過半数は226)。
銀行法の採択は、国際通貨基金(IMF)によるウクライナへの今後の融資条件の一つとなっていたもの。今回の採択を受け、ウクライナ政府とIMFは新しい協力覚書の署名が可能となる。