ネフョードウ国家関税庁長官の解任

ネフョードウ国家関税庁長官の解任

ウクルインフォルム
24日、マクシム・ネフョードウ国家関税庁長官は、自身が閣僚会議(内閣)により突如解任されたことを伝えた。

ネフョードウ氏がフェイスブック・アカウントにて伝えた

同氏は、「解任されたのが自分だけでなく、副長官3名、デニス・シェンドリク、ロベルト・ゼルジ、セルヒー・ピェトゥホウ全員が解任されたことを誇りに思っている。『課題を実行する』ことに同意する者は一人もいなかったということだ。チームに感謝している。あなたたちは、長官だった私より素晴らしい」と書き込んだ。

同日、セルヒー・マルチェンコ新財務相は、ネフョードウ氏と同日解任されたセルヒー・ヴェルラノウ国家税務庁長官は、人々の信頼を失ったから解任されたのだと説明した。24日、政府ポータルサイトが大臣の発言を伝えた

マルチェンコ財務相は、「社会には、関税庁と税務庁の活動への期待が実現されないことへの批判が長らくある。現在の危機の始まる前ですら、両庁幹部は、与えられた課題を実行する能力がないことが判明していた」として、解任の理由を説明した。

同大臣は、関税庁長官代行はイーホル・ムラトウ同庁局長が担い、税務庁長官代行はミハイロ・チタルチューク同庁副長が担うと伝えた。

また、25日、ネフョードウ氏は、自身の解任が関税庁の改革を止めることになる可能性を指摘した。同氏がリーガ通信へのインタビュー時に発言した

ネフョードウ氏は、「私たちは皆大人だ。本件は、もちろん悲劇ではないが、しかし、それはおそらく改革停止を意味するであろうことが残念だ。私たちはできるだけの努力をした。つまり、どこかで仕事をし切れていなかったのだろう」と発言した。

同氏は、24日の自身の解任につき「悲喜劇的ストーリーだ」とし、「私は、今日(24日)関税局職員の給与問題が審議されるため、閣僚会議を訪れ、演説をし、そして決定は採択された。その後、人事問題が発表された(編集注:自身の解任)。複数大臣の表情から理解する限り、多くの大臣にとって、私とヴェルラノウ氏、全次官の解任は、サプライズであったようだった」と発言した。

加えて、ネフョードウ氏は、自身が解任された閣議の前にも後にも、シュミハリ首相ともマルチェンコ財務相ともコミュニケーションはなかったと伝えた。同氏は、「マルチェンコ大臣チームにとっても、意外なことだったのではないかと思う」と発言した。

なお、マクシム・ネフョードウ氏は、公募を経て、2019年7月5日に閣僚会議により国家関税庁長官に任命されていた。同氏は、それ以前は、ネフョードウ氏は、2015年2月から経済発展貿易次官となり、2016年11月からは第一次官を務めていた人物。それ以前は、民間Dragon Capital社の投資銀行局長を務めていた。


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