ウクライナ政府、来週防疫方策緩和計画を発表へ
ウクルインフォルム
ウクライナ政府は、すでに現在の防疫方策を段階的に緩和する計画を作成しているが、まだ完成はしていない。
10日、デニス・シュミハリ首相がウクライナ局のテレビ番組出演中に発言した。
首相は、「もちろん、そのような計画は現在すでにある。計画は、まだかなりグレーで、多くの詳細が練られているところであるが、しかし私たちは、中小企業のための融資プログラムを作らねばならないことははっきり理解している」と述べ、感染拡大のピークが過ぎた後の経済再生期にて、融資の金利は最大5%であるべきとの考えを示した。
首相はまた、今回の国境封鎖のタイミングで外国に出稼ぎに出ていたウクライナ国民がウクライナへ帰国していることにつき、これら国民をウクライナ経済にとって強力な人材だとみなしていると発言した。
首相は、ウクライナは2、3か月も何もしないでいることはできず、今は経済について考えねばならない時であり、新型コロナウイルス感染拡大のダイナミズムが縮小していれば、5月には防疫方策の緩和について話すことができるようになると指摘した。
同時に、首相は同日、自身のテレグラム・アカウントにて、経済発展評議会が防疫方策緩和戦略を作成しており、来週にも発表されると伝え、本年5〜7月における段階的制限方策緩和・経済再生に関する計画概要を示す図を掲載した。