スーパー大手・ネットショップ・民間郵便業車が、食料品自宅配送サービス開始へ
ウクルインフォルム
スーパー大手「ATB」、ネットショップ「ロゼトカ」、民間郵便業者「ノヴァー・ポシュタ」が食料品宅配サービスの試験的運用を始める。
ロゼトカ社がウクルインフォルムに伝えた。
同社は、「ドニプロペトロウシク州にて、試験的に適正価格での食料品宅配を始めた。3社はゼレンシキー大統領の要請を受け、連携して、ウクライナ国民の検疫方策ルールの維持と在住を支援する」と伝えた。
3社の担う役割は、ATB社が複数の食料品セットを作り最小限の価格で販売、ロゼトカ社がウェブサイト上にその食料品セットを掲載し、全ての発注オペレーションを無料で管理、ノヴァー・ポシュタ社が原価で宅配する、というものになるとのこと。
計画では、注文時から宅配まで3〜5時間かかるという。
市民に提案されるのは、400フリヴニャから700フリヴニャまでの3種類の食料品セット。400フリヴニャのものには、卵、牛乳、穀類、砂糖、パスタ、お茶、果物、野菜、クッキー、缶詰類、トイレットペーパー、石鹸、ティッシュが入っている。試験期間が終われば、このプロジェクトは全国展開されるとのこと。
なお、ウクライナでは、新型コロナウイルス拡散対策として、4月3日まで検疫方策が全国展開されており、諸施設が閉鎖している他、自宅を出ないことが勧告されている。