IMF、ウクライナ新内閣との協力の準備あり

IMF、ウクライナ新内閣との協力の準備あり

ウクルインフォルム
国際通貨基金(IMF)は、ウクライナ新内閣による、持続可能な成長を目的とする改革実現・マクロ経済政策の継続の意向を肯定的に評価するとともに、新しい拡大信用供与措置(EFF:中長期的なニーズ)を通じたものをはじめとする、各種努力をサポートする準備があると表明した。

12日、ウクルインフォルムによる、新内閣組閣後のIMFの対ウクライナ新プログラムの展望に関する問い合わせに対して、IMFワシントン本部のジェリー・ライス広報局長が回答した。

ライス氏は、「確かに先週、ウクライナでは新内閣が任命されているが、同内閣はIMFのサポートプログラムに関するものを含めて、IMFとの緊密な協力を継続したいとのシグナルを出している」と強調した。

同氏はまた、ウクライナ政権は最近も、持続可能な成長を達成するためのマクロ経済政策を施行し続ける意向があると明示していると指摘し、同政権が何より、経済安定性の維持と改革推進について言及があると強調した。

その上で同氏は、「私たちは、改革に関するウクライナの努力、前述の目的達成を目的とする政策を完全に支持する準備がある」と強調した。

なお、これに先立ち、米ブルームバーグが今月7日、ウクライナの内閣改造と新内閣に対するオリガルヒ(大富豪)からのあり得る影響についてIMFが懸念していると報道していた。報道には、IMFの総額55億米ドルの融資が数か月にわたり遅延する可能性があると指摘されていた。


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