最高会議、2020年度国家予算を採択
ウクルインフォルム
14日、最高会議(国会)は、「2020年度国家予算」法案を採択した。
最高会議議員280名が当該法案第2000を第二読解で採択した(過半数は226)。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
同法によれば、2020年度予算の歳入は1兆936億7000万フリヴニャ、歳出は1兆1801億フリヴニャとなっている。
債務額は2兆451億フリヴニャとなる。2020年度の公債償還額は2821億フリヴニャと予想されており、このうち対外債務の償還が1203億フリヴニャ、国債が1619億フリヴニャとなる。
最低賃金は、来年度は4723フリヴニャ増加される。
政府は、防衛・安全保障分野に対GDP比5.45%(2458億フリヴニャ)の支出を提案しており、この額はウクライナ独立以降最大のものとなる。内務省予算は、930億フリヴニャ。教育への支出は、1364億フリヴニャ。医療分野へは、1133億フリヴニャ。文化・情報分野へは、86.6億フリヴニャ。道路インフラ発展へは、737億フリヴニャがあてられている。
また、国営資産の民営化を通じて、120億フリヴニャの歳入が見込まれている。