ゼレンシキー大統領、農地売却禁止を12月1日までに止めるべきと主張

ゼレンシキー大統領、農地売却禁止を12月1日までに止めるべきと主張

ウクルインフォルム
ヴォロディーミル・ゼレンシキー大統領は、閣僚会議(内閣)に対して、9月15日までに最高会議(国会)に2020年度予算案を、また10月1日までに農地市場法案を提出するよう指示を出した。

2日、ゼレンシキー大統領が政府、最高会議、治安機関の幹部との会合の際に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

ゼレンシキー大統領は、「経済発展促進を目的とする、2020年度ウクライナ国家予算案を議会審議のために提出するように。期限は、2019年9月15日だ」と発言し、オレクシー・ホンチャルーク首相とオクサーナ・マルカロヴァ財務相を本件の責任者とすると述べた。

更に、大統領は、10月1日までに農地市場・農地売買猶予無効化に関する法案を作成、最高会議に提出するよう指示した。

加えて、大統領は、最高会議は同法案を12月1日までに採択しなければならないと指摘した。

大統領は、「誰も土地を奪ったりしない。土地改革モデルは、ウクライナ農業の発展、何より土地所有者の利益保護を目的とする」と明言した。


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