ウクライナの魚介類輸入、2018年は5億ドル以上 最大輸入元はノルウェー=研究所発表
ウクルインフォルム
2018年、国外からウクライナへの農業関製品の輸入において、最も多かった(約10%)のは魚介類であった。
5日、国家科学センター「農業経済研究所」が発表した。
発表には、国家統計局のデータによれば、2018年の魚介類の輸入は5億5000万ドルに達したとのことであり、2017年と比べて21%増加したと指摘されている。
ウクライナに輸入されるのは、主に冷凍・冷蔵の魚類とのこと。また、輸入元は、欧州あるいは北米からが最も多いと説明されている。
とりわけ、過去10年以上、ウクライナへの魚介類の輸入が最も多いのはノルウェーであるとのこと。2018年は、輸入量ではアイスランドがノルウェーを越えたが、ノルウェー産魚介類がより高額なため、輸入額では引き続き最大で、29.1%を占めたと説明された。
輸入額では、ノルウェーに続き、アイスランド(16.9%)、米国(11.0%)、カナダ(6.6%)、スペイン(3.6%)、中国(3.3%)となっている。
これら6国で、魚介類輸入額全体の70%以上を占めているとのこと。