ウクライナ ロシア産天然ガス輸入を止めてから1150日経過:フロイスマン首相

ウクライナ ロシア産天然ガス輸入を止めてから1150日経過:フロイスマン首相

ウクルインフォルム
ウクライナがロシア連邦からの天然ガス輸入を止めてから約1150日が経過した。

16日、フロイスマン首相が閣僚会議会合で発言した。ウクルインフォルム通信が伝えた。

首相は、「私たちがロシアのガスを完全に止めてから、約1150日経過している。ロシアのガスは、私たちの独立性を操作ために、ウクライナに対して武器として利用されていた。どのように利用されていたかは、皆覚えていると思う。2014年、ヤツェニューク(前)首相時に、侵略国との一切の連携を止めるという、非常に難しい決定が下されたのである」と発言し、その決定が、ウクライナのエネルギー面での独立を確立するきっかけとなり、ロシアの圧力に対抗できるようになったと指摘した。

続けて、同首相は、「私たちの前にある課題は、単に天然ガス供給国を変えるだけではない。私たちは、天然ガス保有国であり、埋蔵ガスだけで自国の需要を完全に満たすことができる。それは、国民と産業の両方に対して可能である」と発言し、国内天然ガス産出量を増やすべきであるとと強調した。

首相は、数年前にこの分野の大規模規制撤廃を行い、採掘への透明な参入が可能にしたことを喚起し、今後、自国産ガス採掘における更なる効果が出てくると明言した。

これまでに報道されたウクルトランスガス社の発表では、2018年を通じて、ウクライナは、天然ガスを欧州各国からのみ106億立方メートル輸入したとのこと。輸入元の国の内訳は、スロバキア(61%)、ハンガリー(32%)、ポーランド(7%)であった。また同年の国内の天然ガス採掘量は、209億立方メートル。これは、2017年比0.5%増であった。2018年のウクライナ国内のガス消費量は、2017年と比べて0.4%増加しており、285億立方メートルであった。


Let’s get started read our news at facebook messenger > > > Click here for subscribe

トピック

ウクルインフォルム

インターネット上の全ての掲載物の引用・使用に際しては、検索システムに対してオープンであり、ukrinform.jpの第一段落より上部へのハイパーリンクが義務付けてられています。また、外国報道機関の記事の翻訳を引用する場合は、ukrinform.jp及びその外国報道機関のウェブサイトにハイパーリンクを貼り付ける場合のみ可能です。「宣伝」のマークあるいは免責事項のある記事については、該当記事は1996年7月3日付第270/96-BPウクライナ法「宣伝」法第9条3項及び2023年3月31日付第2849ー9ウクライナ法「メディア」の該当部分に従った上で、合意/会計を根拠に掲載されています。

© 2015-2024 Ukrinform. All rights reserved.

Website design Studio Laconica

詳細検索詳細検索を隠す
期間別:
-