ウクライナ、EUへの農産物輸出国トップ5入り
ウクルインフォルム
ウクライナは、欧州連合(EU)へ農産物を輸出する国の中で、輸出総額で上位5位に入った。
10日、欧州委員会が発表した、2018年10月時点の農産物貿易状況分析報告に書かれている。
この報告によれば、2017年11月から2018年10月までの12ヶ月間において、域外からEUへの農産物の輸入総額は1152億ユーロと記録されたとのこと。そのうち、ブラジルからの輸入が120億ユーロと最大で、アメリカ(115億ユーロ)、中国(55億)、アルゼンチン(51億)、ウクライナ(51億)、スイス(45億)、トルコ(45億)、インドネシア(44億)と続いている。
一方で、ウクライナからの輸入量は、1年前(2016年11月~2017年10月)と比べると減少している(53億→51億)。
またEUからの農産物輸出量の年間増加量では、ウクライナが最も大きく、前期比+2億7200万ユーロ(+16%)であったことが発表された。ウクライナに続いて増加量が大きかったのは、日本(+2億6900万ユーロ、+4%)、シンガポール(+2億2700万ユーロ、+10%)、アルジェリア(+1億4200万ユーロ、+6%)と発表された。
EUから域外への農産物輸出量では、ウクライナは16番目で、20億2200万ユーロ相当であったと記されている。