有料道路の建設、来年開始の見込み:オメリャン・インフラ相

有料道路の建設、来年開始の見込み:オメリャン・インフラ相

ウクルインフォルム
ヴォロディーミル・オメリャン・インフラ相は、ウクライナ国内の有料道路の建設は来年開始されるとの見込みを示した。

同インフラ相が、ウクルインフォルム通信での記者会見時に、同通信社記者の質問に回答した。

「私は、スワヴォミル・ノヴァク・ウクルアウトドロム(ウクライナ国家車道庁)長官代行(編集注:元ポーランド交通・建設・海事経済大臣)を完全に信頼している。ノヴァク長官代行は、ポーランドで有料道路を複数作った人物である。私は、来年、有料道路建設を開始できることを期待している。私たち、そして全ての文書も基本的に準備が整っている」と発言した。

また、オメリャン大臣は、有料道路の建設の料金の高さが抑制要因の一つとなっていることを指摘した。

大臣は、「私たちが、ウクライナでコンセッション方式の有料道路建設を行える国際的なコンソーシアムに見積もりを出してもらったところ、その建設の平均価格は現在のウクライナの国内価格よりも2倍から2.5倍高かった。つまり、有料道路の十分な利用者が現れない場合、私たちはコンセッション方式支払いの潜在的リスクを抱えることになる。そのため、私たちは、まだ最適なバランスを見つけ出せていない」と指摘した。

その上で、有料道路の十分な交通量に関する議論は現在も継続していると説明した。大臣は、「私たちは、世界銀行とともに、潜在的にコンセッション方式道路を建設しうるルート『リヴィウ-クラキヴェツ』、『キーウ(キエフ)-ビーラ・ツェルクヴァ』の評価を行なった。世銀の考えでは、十分な交通量は得られないだろうとのこと。交通量こそが、このプロジェクトを黒字とするための基本である。私は、交通量は、十分、それ以上になると思っている。また、この2線以外に、ウクライナ南部、特に『ミコライウ-ヘルソン-オデーサ』の分析を行なった複数の中国企業も、同様の考えであった」と指摘した。

なお、これまでの報道では、本年6月19日、オメリャン・インフラ相は、年内に、ウクライナ最初の「リヴィウ-クラキヴェツ」間有料道路建設の競争入札が行われると発言していた。


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