ウクライナの自動車生産業、10月の生産台数は前年同期比22%減
ウクルインフォルム
10月の国内の車両の生産台数は、昨年同月比22%減の736台であった。
自動車メーカー連合「ウクルアウトプロム」広報室が発表した。
発表には、「最新情報では、10月の車両の生産台数は、昨年同月比22%減の736台であった」とある。
同発表によれば、そのうちの86%が「イェウロカル」社工場の生産であるとのこと。同社は、現在、国産自動車産業の乗用車の統計データを左右する企業となっている。同社は、10月635台の乗用車を生産したが、昨年同月の同社生産台数からは約4%の減少であった。
全体生産台数では、2017年10月の生産台数と比べると24%減少となっている。
国産貨物自動車の10月の生産台数は、(2016年8月から生産情報を非公開としたAvtoKrAZを除き)全体で12台。2017年同月生産台数と比べると、約4分の1となった。
増加が見られたのは、国産旅客輸送車(バス)のみであり、昨年同月比46%増、89台であった。
2018年に入ってから、ウクライナ国内で生産された車両数は合計で5830台。これは、昨年同期比で12%減少している。内訳は、乗用車が5023台(11%減)、貨物自動車130台(67%減)、旅客輸送車(13%増)である。