ウクライナ、射程40キロ強の新型自爆型無人機の最終テスト終了=副首相
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ウクルインフォルム
ウクライナのフェドロウ副首相兼デジタル移行相は15日、防衛技術開発を支援する政府機関「ブレイヴ1」が射程距離40キロメートル強の新型自爆型無人機の最終テストを終えたとし、まもなく製品が戦場で使われることになると報告した。
フェドロウ副首相がテレグラム・チャンネルで伝えた。
フェドロウ氏は、「射程距離40キロメートル強で電子戦耐性のある自爆型無人機。これは、前線から遠く離れた敵への新しい水準の攻撃である。『ブレイヴ1』は、そのような解決策の最終テストを実施した。『ブレイヴ1』の支援と軍人からのフィードバックのおかげで、開発者は、最大限効果的な技術品を開発することができた。それらはもうまもなく前線で使用されることになる」と書き込んだ。

そして同氏は、今後戦闘での試験があり、その後戦場でこれらの無人機の大量使用が加速されていくだろうと指摘した。


また同氏は、自爆型無人機は前線にとって安価かつ実用的な解決策となっており、製造と大量生産も容易だと強調した。同氏はその際、これらの無人機は40〜50キロ、それ以上の距離で精密に攻撃を行うのに役立つと指摘した。

写真:フェドロウ副首相(テレグラム)