米国は露宇戦争の戦後にインテリジェンスや監視等の手段を提供することを提案=報道
ウクルインフォルム
フィナンシャルタイムズは、米国は欧州による戦後のウクライナの安全の保証計画のために、情報収集・偵察・監視などの手段を提供し、また防空も支援する準備があると伝えていると報じた。
フィナンシャルタイムズが欧州の当局者の発言をもとに報じた。
記事には、先週トランプ米大統領が欧州の首脳に対して、和平協定達成後にロシアによる将来の侵攻を防ぐために、米国は戦後ウクライナの安全の保証の「調整」の一部となると伝えたと書かれている。
関係者によれば、米国高官はその後欧州に対して、欧州主導の軍の展開を確保するために、米国は、情報収集、警戒監視、偵察(ISR)、指揮統制手段、防空手段を含む「戦略的手段」を提供する準備があると繰り返し伝えているという。
英国とフランスが主導する「有志連合」は、戦後のウクライナを将来のロシアの侵略から守る準備を表明している。しかし、欧州の当局者たちは、軍のどのような展開も、欧州の軍を確保、促進、保護するための米国の支援があってはじめて可能となることを認めているという。
米国はすでにウクライナに対して防空システム「パトリオット」のミサイルを提供しているが、フィナンシャルタイムズによれば、戦後の支援には、欧州が提供する飛行禁止区域と防空網を支援・確保していく、米国の航空機、兵站、地上レーダーが含まれるだろうという。