停戦、交渉、安全の保証=ゼレンシキー宇大統領、戦争終結計画に言及
ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は12日、自身の戦争終結計画は、まず停戦、それから米国の仲介を得て交渉し、明確な安全の保証を得ることだと発言した。
ゼレンシキー大統領が記者団とのやりとりの際に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
ゼレンシキー氏は、「私の(編集注:戦争終結の)計画は、それほど複雑ではない。それは非常にシンプルだ。停戦、そして停戦の際に私たちは協議して、問題を解決せねばならない。米国の仲介で、明瞭な安全の保証を得てだ。誰が何を保証できるか? 例えば、欧州は何を保証できて、米国は何を保証できて、ロシア人は何を保証できるか。誰がそのことについて知っているだろうか? 合意された立場が必要だ」と強調した。
また同氏は、明日、8月13日には、欧州首脳と米国代表者を交えた広範な協議が予定されていると伝えた。
同氏はその際、「明日、私たちは欧州の人々と米国側と話し、私は必ず、ウクライナに関するそのような機微な問題はウクライナがいるところで協議されねばならないというシグナルを伝える」と強調した。
また同氏は、将来の交渉プロセスでは、欧州が必ず参加せねばならないと強調した。同氏はそして、「私にとって、何らかの形で欧州がいることが非常に重要だ。なぜなら、結局のところ、欧州以外の誰も私たちに安全の保証は今のところ与えていないからだ。財政面にしても、私たちの軍のニーズへの資金提供は安全の保証なのだ」と発言した。